2026/04/20
■ 般若の花 ―空(くう)の先にあるもの― ■
能面師 大月光勲×書道家 川瀬みゆき
能の題材にもとづき、5部構成で展開した『般若の花』展。
カテゴリーⅠ~Ⅴの作品を順番にご紹介します。
まずは、メインテーマのカテゴリーⅠ“般若”です。
会期/2026年3月20日(金祝)~30日(月)
会場/永井画廊
東京都中央区銀座8-6-25 河北新報ビル5F
https://www.nagai-garou.com/






◆「般若心経」作品解説(135×35cm、老灰紙、松煙墨)
声明を唱えるように書きたいと願い、狂草(きょうそう/極限まで字画を崩した草書体)で揮毫した。準拠した古典作品は、中国唐代の書僧、懐素の「自叙帖」。狂草の名品である。「般若心経」は、玄奘三蔵が漢訳した膨大な経典「大般若経」の真髄を抽出し組み立てたもの。そのコンパクトな経典を、狂草の密集により一曲の流れのように仕立てた。