2019/12/13
京都の木炭画家・大角拓央さんの落款印「明箭」(みょうせん)を彫らせていただきました。
扇子に押す落款印のため、楕円形の印面を採用。
実寸は、天地16mm×幅7mmです。
私の石コレクションの中から、竹を模したようなユニークな石を登板させました。
大角さんからのご要望は、「性別が分からなくて、ちょっと個性的なデザイン」。
書体は甲骨文を選び、男性の落款印だけど、
小さな石なので少し可愛らしさも感じるような、そんなデザインに仕上げました。
扇子に押したところ。
小判形の印が蛇腹にうまく収まっています。
このたびはご依頼くださいまして、どうもありがとうございました。