クライアントワーク篆刻

落款印「しょく」／朱文変形（天地３３mm）

湘南乃風 SHOCK EYEさんの落款印「しょく」を
彫らせていただきました。

ミュージシャンとしてのご活躍に加え、
実は写真家の顔もお持ちのSHOCK EYEさん。

2025年1月、博多阪急で開催された個展では、
自作の手漉き和紙に写真をプリントされるという
新たな試みに挑戦されました。

その和紙写真に押す落款印2種の制作をご用命いただき、
1つめが「写力」、2つめがこの「しょく」です。

※落款印「写力」の詳細はこちら＞＞＞

「しょく」は、SHOCK EYEさんのニックネームです。

今回ご依頼いただいた2つの落款印を、
様々なパターンで組み合わせて押したい！というご要望があり、
1つめの「写力」は朱文で、2つめの「しょく」は白文で、
それぞれ印面の形も大きさも変えました。

画数が少ないひらがなの「しょく」。
しかも、「し」と「く」の字形が類似しているので、
デザインにかなり悩みました。

手を色々と動かしているうちに、
「し」と「く」を絡ませるパターンを思いつき、
繊細な枠を部分的に入れて。

最終的には、クールでカッコいい系の
ひらがな作品が出来上がりました。

素敵なお仕事を賜りありがとうございました。

末永くご愛用いただけたら幸いです。

SHOCK EYEさんのInstagram
@shockeye_official

落款印「写力」／朱文１寸（３０mm角）

湘南乃風 SHOCK EYEさんの落款印「写力」を
彫らせていただきました。

ミュージシャンとしてのご活躍に加え、
実は写真家の顔もお持ちのSHOCK EYEさん。

「歩くパワースポット」の異名を持つSHOCK EYEさんの写真は、
全国各地で撮影された神社や自然の風景、富士山など。

どの作品も息をのむほど神秘的で、
見る人にパワーを与える、
運気を上げてくれるような写真！

すなわち、力を写す「パワーフォト」というコンセプトが
「写力」の言葉に込められています。

落款印は、30mm角の石を菱形に使い、
「寫」のうかんむりを鳥居にアレンジ。
下部の三角の領域を大地に見立てました。

・鳥居から昇る「日の出」
・大地から伸びる「力」

このイメージをデザインの核として、
書体は漢代の印篆体を採用。

かっちりとした印篆の書体に菱形のエッジが利いた、
クールな落款印に仕上がりました。

石材は、龍のような鈕(ちゅう)／彫り物が
贅沢に施された渋い琥珀色。

私の石コレクションの中から、
相当かっこいい石材を登板させました。

依頼にあたり、SHOCK EYEさん自らが、
落款印の制作者をかなり検索されたそうです。
そして、私のHPを見つけてくださいました。

素敵なお仕事を賜りありがとうございました。

末永くご愛用いただけたら幸いです。

SHOCK EYEさんのInstagram
@shockeye_official

湘南乃風 SHOCK EYE 写真展／メインビジュアルに落款印が採用されました

湘南乃風 SHOCK EYEさんの落款印2種、
彫らせていただきました。

湘南乃風HP ＞＞＞

ミュージシャン、そして写真家としても
注目を集めるSHOCK EYEさん。

2025年1月、3度目の個展を博多阪急で開催。
自作の手漉き和紙に写真をプリントされるということで、
その作品に押す落款印の制作をご用命いただきました。

画像①の落款印は、個展のタイトルでもある「写力」。
（落款印では旧字体の「寫」を使用）

※落款印の詳細は、「クライアントワーク篆刻」のページをご覧ください。
①寫力　＞＞＞
②しょく　＞＞＞

1月の三連休、SHOCK EYEさんがご在廊の日に合わせて、
私も博多阪急の個展会場へまいりました。

「歩くパワースポット」の異名を持つSHOCK EYEさん。

各地の神社や日本の絶景を切り取った写真は、
息をのむほど神秘的です。

さらに、趣ある和紙の質感が功を奏し、
どこか絵画的な、唯一無二の作品ばかりでした。

拙作の落款印は、作品への押印はもちろんのこと、
メインビジュアルはじめ、告知用の様々なツールや、
オリジナルグッズにも採用していただきました。

会場内、撮影OKでしたので、
個展の模様を少しご紹介させていただきます。

SHOCK EYEさんのInstagram
@shockeye_official

※写真展「写力」は2025年1月14日に終了しました。

落款印「樵峰」／朱文５分（１５mm角）

仙台市在住の書家で、刻字作家でもある
「樵峰」さんの落款印を彫らせていただきました。

半紙や色紙作品に押すための落款印、15mm角。

同じ書家の先生からのオーダーということで、
いつもより緊張しながら時間をかけて彫り上げました。

ご要望は、細身の線と鋭いタッチ。

そのように表現できたかどうか、
まだまだ勉強不足な拙作ですが、
仕上がりはお気に召していただけました。

「お願いしてよかった！」と嬉しいメッセージを頂戴し、ひと安心。

印材は、獅子の紐(ちゅう)が施された赤味の強いもの。
側款(そくかん)も入れさせていただきました。

末永くご愛用いただけたら幸いです。
ご依頼くださいまして、誠にありがとうございました。

落款印「YUKI」／朱文楕円（天地２０mm）

京都の写真作家・浜中悠樹さんの落款印を彫らせていただきました。

楕円形の石に「YUKI」を朱文で。
左外枠の円弧は、浜中さんが生まれた日、
夜空に輝いていた三日月のかたちをイメージしました。

漢字のデザイン案もご提示しましたが、
このローマ字案をとてもお気に召していただき、
採用となりました。

浜中さんの写真は、水墨画と見紛うような、
とてもクールでミニマムな作風。
朱の落款印が映えると想像しています。
また、すべて伊勢和紙にプリントされていますので、
印泥の付きも良いと思います。

末永くご愛用いただけたら幸いです。
ご依頼くださいまして、誠にありがとうございました。

●浜中悠樹さんのHP
https://yuki-hamanaka.com/

落款印「寧子」／朱文５分（１５mm角）

東京都在住、寧子さんの落款印を彫らせていただきました。

趣味で描かれている日本画に押すための印。
中心の矢は「射手座」のマークです。

印材は、獅子の紐(ちゅう)が施された
赤味の強い個性的な寿山石(15mm角)。

「射手座がロマンチックで、石も素敵。ときめきました」
と嬉しいご感想いただきました。

末永くご愛用いただけたら幸いです。
ご依頼くださいまして、誠にありがとうございました。

落款印「きく」／朱文５分（１５mm角）

きく様の落款印を彫らせていただきました。

北海道在住の方より、プレゼント用の落款印としてご用命いただきました。
デザインはおまかせです。

きく様の生年月日をお聞きしたところ、卯年生まれとのこと。
そこで、うさぎの耳をデザインに取り入れました。
実はこのお耳、菊の花びらもイメージしております。

デザインを大変お気に召していただきました。
趣味の書に活用されるそうです。

末永くご愛用いただけたら嬉しいです。
ご依頼くださいまして、誠にありがとうございました。

遊印「随処楽」／白文楕円（天地２０mm）

奈良在住の書道の先生、K様からのご依頼で、
遊印「随処楽」を彫らせていただきました。

随処に楽しむ。

どんな場所、どのような境遇であっても、
楽しむ心を忘れない。
そんな意味です。

漢字かな交じり書などに押印されるそうです。

末永くご愛用いただけたら幸いです。
ご依頼くださいまして、誠にありがとうございました。

落款印「ｍ」／朱文変形（天地２３mm）

大阪市在住の気鋭のピアニスト
丸尾晃久さんの落款印を彫らせていただきました。

イニシャル「ｍ」の筆記体に八分音符をからませ、
スラーをイメージした曲線をあしらいました。
印面が三角形で、そのかたちに従ってできたデザインです。

実はこの「ｍ」、晃久さんの星座「乙女座」のマークでもあります。

石は、ほのかにピンク味のあるとても美しい材質で、
印箱もピンク系をセレクトしました。

晃久さんのロゴマークとして、
コンサートのパンフレットにデザインしたり、
サイン色紙に押したりと、色々ご活用いただけるとのこと。

末永くご愛用いただけたら幸いです。
ご依頼くださいまして、誠にありがとうございました。